価格の三面性とは?
不動産の価格というのは、一般的には、その不動産に対して認められる効用、相対的希少性、有効需要の3つの相関関係によって生ずる経済価値を、貨幣額で表示したものをいいます。
その経済価値を判断するには、次の3つの点を考慮する必要がありますが、これが通常、価格の三面性といわれるものです。
■費用性
⇒ どれ程の費用を投じてつくられるものかということです。
■市場性
⇒ どれ程の値段で取引されるものかということです。
■収益性
⇒ それを利用することによって、どれほどの収益(便益)が得られるかということです。
ちなみに、価格判定も、上記の3つの点から、原価方式、比較方式、収益方式が適用されます。 |