財形住宅融資入門



賃借権の物権化について

どのような制度ですか?

賃借権の物権化というのは、不動産の賃借人に対する法的保護制度のことです。

民法上、賃借権は、排他性を有しない債権で、その権利としての力が弱かったので、不動産の賃貸借については、主に特別法による強化が図られ、排他性を有する物権に近いものとされました。

具体的には?

賃借権の物権化は、具体的には、次のようなものがあげられます。

■対抗力の付与
■存続期間の延長
■投下資本の回収の容易化
⇒ 譲渡・転貸の制限の緩和
■妨害排除請求権の承諾...など

関連トピック
どのような契約書なのですか?

賃貸住宅標準契約書というのは、契約書のひな形の1つです。

具体的には、国土交通省が作成した、内容が明確、十分かつ合理的な賃貸借契約書のひな形のことをいいます。

ただし、その使用については、法令で義務付けられているわけではありません。

賃貸住宅標準契約書の目的は?

賃貸住宅標準契約書は、次のようなことを目的として作成されたものです。

■賃貸借契約をめぐる紛争を防止すること
■借主の居住の安定と貸主の経営の合理化を図ること


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